ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」を日本映画専門Chで見ま

ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃」を日本映画専門Chで見ま
久しぶりにTVでゴジラ映画が放映されました。
(HDレコーダに録画したものを鑑賞)
3月30日より復活する東宝特撮王国に先駆けての放送です。

 今回の「ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃」
は01年度製作の作品。監督は平成ガメラシリーズを成功させた
金子俊介氏。念願のゴジラ映画のメガホンを本作でとることになり、
ファンの間でも本作への期待が高まりました。

 ゴジラはもちろん恐怖の象徴、そしてモスラキングギドラ、タイトルに
クレジットはされていませんがバラゴンも登場。
ゴジラ以外の怪獣は日本を災いから守る聖獣として描かれています。
したがってキングギドラは金星を滅ぼした宇宙怪獣ではありません。
私は公開当時キングギドラの立ち位置を知り、ちょいとがっかりしました。
どこからともなくフラリとやって来て文明を破壊尽くすのがキングギドラ
魅力ですからね。でも、完成した本作はギドラの扱いも納得の設定が施され、ゴジラの造形もどっしりとしかも不気味な顔つきが良!特撮パートもしっかりと作り込まれ十分に満足の行く作品に仕上がっていました。ゴジラシリーズ2期、3期の中でも屈指の出来映えであったと思います。結果ゴジラシリーズ久々の観客動員数200万人越え、配給収入27億円(その年の邦画第3位)とヒット!やはりゴジラを愛し理解できる監督が演出するのが理想ですね。
 
 その点、現時点ではシリーズ最終作の「ゴジラファイナルウォーズ」はまったく持ってガッカリな作品となっていました!監督の北村龍平は怪獣映画ではなく人間によるライブアクションをなぜか怪獣映画で作りたかったようで力の入れどころが明後日の方を向いていました。その志の低さ故ゴジラシリーズ28作中ワースト3位という結果を叩きだしました。その後北村監督はハリウッドに進出。『ミッドナイト・ミート・トレイン』という作品をリリース(全米102館、ただし入場料1ドルという低料金シアターチェーンでの公開)するも制作費約15億円に対する総興行収入約700万円という想像を絶する結果を出しています。←スッゴイナ!