三丁目の夕日64見て来ました。ちょいネタバレ?

三丁目の夕日64見て来ました。

 昨日2月5日(日)、
シリーズ最新作の三丁目64 3Dを見て来ました。
場所は109名古屋、朝9時20分上映の一回目です。
さすがに朝一の回なので空席が目立ちます。
 今回は3Dが目玉なのでもちろん3D版を鑑賞です。3D映画は過去アバタートランスフォーマー3を同じく109名古屋のIMAXシアターで見ました。2作とも大画面と大音量そして3Dの迫力とが相まって楽しめる娯楽作でした。
さて、夕日ですが冒頭の東京タワーのシーンが上空からタワー先端を見ているようで迫力十分です。しっか〜し、肝心の本編は終始画面が暗かったのです。聞く所によると3D映画の欠点は画面が暗くなってしまうということですが、三丁目はモロにその影響を受けているようです。同じ3DでもIMAXシアターでは独自の技術で明るい画面を確保しているとか。なるほど過去の2作品で画面の暗さを感じた事はありませんでした。通常の3D映画はこの辺りの改善が急がれるとこです。
 さて、映画の内容は前2作から6年、成長した淳之介の進路問題とスズキオートの六ちゃんの恋を軸にして描かれていきます。茶川家と鈴木家のそれぞれの人々の心の動きを丁寧に切り取りながら進む物語は、時には笑いを時には怒りを時には涙を織り交ぜながら進み、六ちゃんのハッピーエンドと淳之介の新たな道を描き、おなじみの明日の希望を感じさせる夕日のショットで幕を閉じます。いい内容だと私は思いました。
 で、ここで気になる点を2、3。まず六ちゃんの青森の両親が完全スルーされてしまったこと。64年の東京オリンピックをキーワードにするならオリンピックのシーンもしく開催に湧く日本の姿をもうちょっと描いて欲しかったことでしょうか。また、あえて3D作品にする必要があったかどうか。3Dならではのシーンがタワーなど数カ所ではその必要性をあまり感じません。でも、総合的に見ればよく出来た作品だと思います。約2時間の上映時間もまったく長さを感じさせません。おすすめです。