行って来ました映画「けいおん」 (注:多少のネタバレ有り)

見て来ました。けいおん!

1月1日に名古屋109シネマにて
やっとこさ劇場版「けいおん!」を見て来ました。
毎月1日は入場料1000円ですしね。
で、朝一番の上映回でしたが約6割の入り。
上映開始から約一ヶ月が経過しているにも関わらず根強い人気ぶりです。
客層も10代から60代の夫婦連れがいたりしてバラエティに富んでいました。
私が以前エヴァンゲリオン新劇場版・序を見に行った時も60代の夫婦連れがいて、
『最近のアニメは広い年齢層に認知されているんだなぁ〜』と感じましたが、
けいおん!」でもその傾向は続いているようです。

 さて、映画のお話はいよいよ桜高の卒業を控えた唯・澪・律・紬の4人がなぜか後輩の梓までも巻き込んで卒業旅行にロンドンへと旅するお話がメインとなっています。この話、前ふりがありアニメ版2期の番外編でパスポート、卒業旅行などのキーワードが示されて、映画版はその延長線上にあるのだけど、番外編とは直接的なつながりはあまりありません。

 映画版はTVアニメ版と同じく登場人物たちのちょっとした日常とそのやり取り、
原作の4コマ漫画と同じように小さなエピソードの積み重ねで物語が進行して行きます。
ロンドンの背景の書き込みはさすが京アニ手間ひまかけていますね。
こういう所が京アニファンの多さを実感させてくれます。
映画版の物語は劇場版ということで唯たちがロンドンでライブをすることになることと帰国できないかもしれないという、
ピンチを折り込み多少の事件っぽい話が盛り込んであります。
でも、基本はいつものゆるゆるな毎日。約2時間の上映時間ですが、あっと言う間にラストをむかえます。

 それにしてもメンバーの一人が突然「海外で卒業旅行!」と言い出し、その場で携帯で家族に了解をとってしまう。
この桜高校かなりのお嬢様学校なのでは?大会社の令嬢の紬もいるし、メンバーそれぞれの家や部屋はなかなかのもの。
梓の家のリビングは壁に一面にコレクションのレコードがびっしり!そして高級オーディオセットが鎮座していますね。
唯の両親はクリスマスシーズンには夫婦で海外旅行する仲良しカップルという設定もあるようです。
う〜ん、アニメのキャラにちょっとしたジェラシーを感じつつ劇場を後にしました。